セカンドブレイン

WORKS

もみじや 小松島店

徳島県小松島市の国道沿いに位置する貸店舗を、和菓子・パンの販売とイートインを備えた和菓子屋の店舗へとリノベーションした案件である。

敷地の手前が駐車場で奥にコンビニ型の建物が鎮座しているというありふれた構成を壊すこと、国道を走る車の運転手の目を引くこと、この二点を重視し駐車場を囲むように敷地一杯にL型の壁を伸ばした。

もみじや 小松島店
テスト。 2017_05

もみじや 小松島店
キャプション

もみじや 小松島店
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スウィートエア

3回の増改築を重ねた木造住宅をリノベーションした住宅。
"甘いと感じる空気をつくる"という主題の元、残す部分と撤去する部分を入念に検証した。
まず物理的に柔らかな空気を作り、次に心理的に柔らかな空気を作ることを心がけた。

物理的に柔らかい空気は内装の仕上げ材に自然素材を用いて作り出すことができる。
ここでは床は無垢材(メイプル)のオスモ塗装仕上げ、壁・天井はシラス左官仕上げとなっている。

心理的な柔らかさは心の安らぎをつくることから生まれる。
傷だらけの柱や梁も住人にとって「無意識の時間」であり、その時間が見えることは心の安らぎに繋がる。

表現すべき部位は残し、新しいデザインはそれらの引き立て役に徹した。
「全ての出隅にr-5㎜の丸みをつける」というシンプルなデザインルールを徹底させた結果、雪のような質感を持った空間が生まれた。

スウィートエア
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スウィートエア
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スウィートエア

スウィートエア

ファイブ・ペニイズ

築40年余になる軽量鉄骨造の建物の2階倉庫部分をギャラリー、カフェ等の機能を備えた場所にするという案件である。

商業空間にありがちな「自閉した別世界」ではなく見慣れた景色と人との新しい関係性を持った空間、かつ森での記憶を想起させる空間を作りたいと考えた。
それには人と環境をつなぐ「方程式のような建築」とでも呼べる建築の立ち現れ方にこそその突破口があるのではないか。

極めてシンプルな3つの操作、「撤去」「挿入」「分節」によって既存空間と新規空間を重ね合わせ、そこに新たな空間の方程式を埋め込もうと試みた。

内部皮膜に穿たれた穴は白く塗られた既存壁と外の景色を一つの記号として統合し、黒い空間に浮遊する。
円柱による分節で生まれる空間のヒエラルキーはそこに身を置く人に森での記憶を思い起こさせる。
一目で全体を認識できない場所。
それは見え隠れする空間であり、森での記憶とはすなわち光と影の記憶であるともいえる。

新たな身体感覚の発見の喜びと、見慣れた景色が全く違って見えるという単純な驚きに方程式として機能する建築の可能性を僕は感じる。
それは未だ明確な形を成すものではないが新たな建築の存在の仕方を垣間見ることができるだろう。

ファイブ・ペニイズ

ファイブ・ペニイズ

ファイブ・ペニイズ

ファイブ・ペニイズ

ファイブ・ペニイズ

ファイブ・ペニイズ

とんがりハット

"光を捉まえたいと思った。写真的に固定された光ではない時間的にうつろう光を。"

香川県さぬき市を貫通するバイパスから一歩裏に入った場所に建つ店舗付住宅。
店舗はクラフト作家の器等を取り扱うギャラリー部分と、日替わり定食やコーヒー等を提供するカフェ部分とからなるカフェギャラリーである。

住居部分の中心に据えられたトップライトはここに暮らす人に絶えず時間の存在を知らせ続ける。
太陽の光は時間そのものだと言ってもいい。

店舗は景観の良くない南面への視界をふさぎ、水田が広がる北面に大きく開口を取った。 どの面を開きどの面を閉じるかは非常に重要なポイントになる。
北面の落ち着いた光と順光の景色は南面より優先すべき場合が多いと考えている。

とんがりハット

とんがりハット

とんがりハット

とんがりハット

とんがりハット

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